最近の結婚指輪の傾向

ここ10年ほどで、結婚指輪にかける金額は大きくなっていると言われています。その理由は、結婚指輪のデザインの変化によるものと、婚約指輪との兼ね合いによるものがあります。

婚約指輪に比べると結婚指輪のデザインはシンプルな場合が多いのですが、最近はそんな中でもふたりの個性を反映させたデザインを選んだり、結婚指輪にも小さな宝石を入れたりするケースが多くなってきています。婚約指輪のような大きな石ではないにしても、例えばプラチナだけの指輪に比べると値段は上がっていきます。

また、最近の傾向として、結婚後は身につける機会が少なくなる婚約指輪を買わない代わりに、常に身につける結婚指輪にお金をかけるというカップルも増えてきています。普段からつけていられるデザインでありながら、自分たちのオリジナリティも出せるデザインで、かつ宝石も入れて…と考えていくと、シンプルなものよりも値段は高くなっていくでしょう。

結婚に際して、お金がかかるのは指輪だけではありませんが、長い間付け続けるということを考えると、やはり質のいいものが安心して使えます。一生に一度のものですが、ずっと使うもの。ふたりの価値観をうまくすり合わせて上手に予算を考えて、ふたりとも納得できる、いいものを選べるといいですね。

結婚指輪が高くなる理由

結婚指輪は形式的には「贈り合う」ものですが、費用の負担をどうするかは、カップルによって違ってもかまわないものです。お互いに相手の分を買うのか、費用を折半するのかなど、予算を考える上ではその分担も考慮に入れましょう。どのような指輪にするかは、お互いの意見が一致すればそれでいいのですが、一般的な傾向としての予算を知っておくと目安になるかもしれません。最近の結婚指輪の値段の相場は、2本で20~30万円といったところです。

アクセサリーの値段としてはかなり高額に感じられますが、結婚指輪がある程度高額になるのには、それなりの理由があります。まずは材質です。日本では結婚指輪にはプラチナが使われることが多くなっていますが、その理由は金属として非常に安定していて、酸化しにくい性質を持っているからです。また、傷がつきにくいというのも、長期間の使用に際しては心強いことです。埋蔵量が少ないため、その希少性も値段に反映されます。

2つめは機能性の問題です。つける時間(期間)が長い結婚指輪は、あまり華奢なものよりはある程度しっかりした造りの方が安心して使えますよね。3つめは流行にも左右される部分ですが、デザイン上の問題です。シンプルないわゆる「かまぼこ型」の指輪も素敵ですが、結婚指輪にも宝石を入れたり、凝ったデザインを選んだりすると、それなりに値段は上がっていきます。

結婚指輪を選ぶ前に

いざ結婚となると、楽しい夢の話ばかりではなく、かなり現実的な話もすることになりますが、そんな中でも「ある程度お金がかかるけれど楽しいこと」の1つが、結婚指輪に関する話ではないでしょうか。

結婚指輪とは、結婚の約束をする証としてふたりがお互いに贈り合うものとされています。結婚式の1シーンとしての指輪の交換のイメージを持っている人も多いかもしれません。婚約の印に男性から女性へ贈ることが多い婚約指輪と違って、結婚指輪は夫婦の双方が、普段から身につけるものという性質があります。他者に対して結婚していることを伝える意味も含まれているでしょう。

もちろん、指輪に対する考え方は人それぞれ。結婚式で交換するのはともかく、普段は指輪はつけたくないと考える人もいるかもしれません。結婚指輪を考える際には、まずこういった「そもそも指輪を贈る(買う)のかどうか、普段つけるかどうか」について、お互いの間で話し合っておきましょう。それぞれの持っている感覚を正直に伝えあい、お互いの感覚を尊重しつつ、ふたりの間で納得のいく結論が出せるといいですね。

ここでは、結婚後もふたりで指輪を身につけるということを前提に考えていきます。それぞれの指輪をどんなデザインのものにするか、という楽しみはもちろんありますが、少し大きな買い物なので、最初にまず予算を考えておくのは大切なことです。以下では、結婚指輪の予算の相場とその背景を示し、予算の決め方に関するヒントを提供します。